中一素食店健福

コンセプト

コンセプト

『素食』とは、台湾風菜食料理のことです。

当店では、肉、魚及び古来より五臓によくないとされているニラ、ニンニク、ねぎ、
らっきょう(五葷)などを一切使わず、野菜、大豆たんぱく、グルテン、ゆば、
自家製こんにゃく等を素材にしています。
「素食の中一」では肉、卵、魚介類、ラードなどの動物性成分を一切使わず、
現代人には欠かせない有効な成分をもつ、野菜植物性蛋白等を主体にした
中華風の本格的(菜食)料理を日本の皆さまにご紹介し、味わっていただくよう試んでおります。
野菜や茸、大豆類、穀物類などを素材に作る料理で、日本の精進料理にあたります。
 
ただ大きく違うのは、日本の精進料理が質素であるのに対し、台湾の素食は見た目や味、
ボリューム感が普通の中国料理とほとんど変わらない「豪華料理」であることです。
 
大豆やグルテン、ゆばなどを歯ざわりや風味をあたかも本物の肉や魚、
鶏肉のように酢豚や青椒肉絲、ハム、餃子、北京ダック、海老、ラーメン、
120種類などお馴染みの料理に変身させ、素材を知らなければ、
一見少しあっさりめの中国料理で、自家製こんにゃくで作られたイカ本物そっくりです。
ベースのスープは、キャベツと昆布など7種類の野菜でだしをとっています。
健全な心は、健全な食生活からといわれている現在、
人は昔から健康でバランスの良い食事を生活の知恵の中から必要性を知って、
調和をはかってまいりました。
中一素食店は、「医食同源」をモットーに自然の清らかな恵みをお届けし、
「肉食と環境」、「人と地球の健康」の課題にし、
また、皆さまの「食養のひろば」として多くの方に
ご利用いただければ幸いでございます。
こちらのPDFは台湾素食に関する特集記事です。ぜひご覧ください!  pdf.jpg→特集1 pdf.jpg→特集2 pdf.jpg→特集3
 

五葷とは?ニラ、にんにく、ねぎ等の野菜を使わないのはなぜ・・・?

宇宙を構成している要素に、「五行」(金、木、水、火、土)と呼ばれる五つの気があります。
人間の体にも「五行」があり、「五臓」と呼ばれる、五つの重要なはたらきをする臓器は、すべてこの「五行」に対応しています。
 
自然な状態では、五つはそれぞれ互いに生かしあい(相生)、
調和していますが、その中の一部が崩れると、全体に異変が生じ、
互いに傷つけあう関係(相剋)となります。

実はこの五行に対応する野菜に、「五葷(ごくん)」と呼ばれる五つの野菜があります。
五つの野菜とは、ねぎ、にんにく、にら、らっきょう、
あさつき
(日本にあるあさつきとはまた違い、現在地球上には
存在しなくなった野菜だと言われています)を指します。
 
これらの野菜は臭いや成分がきつく、陰性の気が強いのが特徴で、
体内に入れば五臓を傷つけてしまうだけでなく
精神面にも影響を及ぼします。
 
ねぎ —————— 腎臓 ~ 智
にんにく ————- 心臓 ~ 礼
にら —————— 肝臓 ~ 仁
らっきょう ———– 脾臓 ~ 信
あさつき ————- 肺臓 ~ 義
コンセプトイメージ
古くから佛家、ヨギ(ヨーガの実践者)、禅宗のお坊さんは、五葷についての認識があり、
修道や座禅の妨げになるとして、生臭いもの(動物類、鳥、魚など)や五葷を口にしませんでした。
「病いは気から」という言葉があり、精神的ストレスは生活習慣病の原因の一つであると認識される今日では、
病気の心理的な側面を見逃すことはできません。
ねぎが多いと・・落ち込みやすくなり、腎臓を傷めます。
にんにくが多いと・・気ままになりやすく、心臓を傷めます。
にらが多いと・・落ち着きがなくなり、肝臓を傷めます。
らっきょうが多いと・・慾が強くなり、脾臓を傷めます。
あさつきが多いと・・怒りっぽくなり、肺臓を傷めます。
日本では、ねぎ、たまねぎ、にらなどは体を元気にするという考え方が
ありますが、これは五葷に含まれる、人間の心や感情、
意識を刺激する興奮剤のような成分による作用です。
五葷を食すと神経や脳を刺激し、一時的な興奮状態になりやすいですが、
これを元気と錯覚してしまうのです。
イライラしたり気持ちが高ぶったりするのは本当の元気ではありませんし、
体を無理に働かせれば、集中力も衰え過労となります。
心と体を穏やかに保ち、気を充実することが、
人間本来の理にかなった健やかさにつながります。
ですから、自然の節度をはずしやすい食物は控えめに摂ることが、
健康には大切です。
 
以上の理由で、当店ではお客様の心と体の、自然にかなった健康を考え、
ねぎやにんにく、にら、らっきょうの類を料理に使用しておりません。
 
                            
                           中一素食店
コンセプトイメージ

肉・魚を使用しないこだわりの菜食台湾料理なら「中一素食店」

台湾料理レストラン「中一素食店」がご提供するのは、『五葷 (ごくん)』と言われる5つの野菜 (ネギ、にんにく、ニラ、らっきょう、あさつき) と肉・魚・卵・ラードなどの動物性成分を使用しない台湾菜食料理。
日本にある精進料理のように素朴な印象はなく、独自の調理法を用いて本物と間違うほどの肉や魚の食感・風味・見た目を再現、国立市にある「中一素食店」が健康にこだわって作った中華料理 (台湾料理) を店頭または通販にてお楽しみください。